鳥類の尿が白いのはなぜか?

「鳥の尿が白い本当の理由」

先日のうんち講話でも鳥の尿が白いというお話をしました。
それはアンモニアを水に溶けにくい「尿酸」として排出するためです。
もし、ヒトのように、アンモニアを尿素に変え、水に溶かして出していたら、水分を多く補給しなければいけなく体が重くなります。水がなくても体の外に毒素を排出できるように、鳥は尿酸にしています。また、尿を貯めておく膀胱もありません。だから鳥は糞を我慢できないのです。そして便も尿も卵も同じ「総排泄孔」という孔から出します。
という体を軽くするためだというお話を先日の講話で解りやすく説明しました。

★実はもっと大切な理由があります。
それは誕生する時です。そう鳥は卵から孵化しますよね。
卵の中で栄養をもらいながら胚(ヒナ)は大きく育っていきます。そして卵中でも尿酸を排出しているのです。これがもし水に溶ける尿素だったら卵の中が不衛生になり、ヒナは死んでしまうでしょう。
誕生の瞬間から尿酸のおかげで衛生的に誕生することができていたのです。
※下画像は孵化した瞬間の卵殻です。ちゃんと尿酸(赤い丸)が確認できますね。
ちなみにヒトの赤ちゃんはお母さんのおなかの中で大きくなります。赤ちゃんはお母さんの胎盤という器官からへその緒を通して栄養をもらい、また体の中のいらなくなった物も、へその緒を通してお母さんに送り返しています。

ヒトも含め、動物って本当にすばらしい生態と能力をもって生きていますね。

可愛いや気持ち悪いなどの感情で動物を観ないようにしましょうね。地球でともに生きる仲間たちです。

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