「動物を飼育するとは」小学生用教育プログラム

『動物を飼育するとは』

みなさんこんにちは園長の藤井です。

今回は小松市符津小学校にてせいかつ(私の時代は道徳)の特別授業をさせていただきました。

テーマは「動物の飼育」です。これまでは国語や理科の授業を担当していましたが、せいかつは初めて!そして、私の人生そのものがテーマ!喜んで引き受けさせていただきました。

今まで私はアドベンチャーワールド、いしかわ動物園、プライベートを含めて200種以上の動物たちの飼育をしてきました。ここで詳しい飼育方法を説明しても児童たちの心に響かないので、飼育する醍醐味や心構えについてお話させていただきました。

教科書には身近な生き物の飼育方法やふれあい方が記載してありますが、肝心な事が抜けています。
※それは動物の命を預かるという心構えです。
児童たちには、飼育する覚悟とやりがいを実体験を交えてお伝えしてきました。

また、動物は触られて嬉しい動物とそうではない動物がいること、信頼関係を築いて初めて近づく事ができる動物も紹介させていただきました。
「かわいい=触りたい」この感情は仕方のないことかもしれませんが、”動物の気持ち”を考えれば答えは解りますよね。

★動物は決してヒトの余興や癒しの道具ではなく、地球で一生懸命共に生きる仲間だと思っていただけたら嬉しいです。

昨今、テレビ番組では外来生物や危険生物の番組をバラエティで扱うことがありますが、すべて動物が悪者扱いです。

悪いのは飼育を放棄したヒトです。動物は何も悪くありません。先日も警察から当園に連絡があり、

片目を失ったヘビが拾得物として届けられ困っていると相談を受けました。なんで放棄しちゃうのでしょう。飼育が大変や飽きた、噛まれた、引越しするから、など身勝手で動物を飼育しては絶対いけません。

せめて当園の授業を受けたコドモたちは動物と真剣に向き合うヒトになってくれることを心から願うばかりです。

小松市立符津小学校のみなさま、授業ですばらしいお題をいただき感謝申し上げます。

タカと園長。

久しぶりの小学校の机と椅子。懐かしい~

モルモットの特徴と給餌体験を行っていただきました。動物たちもしっかり意思があり、触られて喜ぶ動物ばかりではないこともお話しました。毎日お世話して信頼関係を築いていくことが飼育をする醍醐味でもあります。

モルモットの給餌装置についての記事はこちら

今回も最後までご覧いただきありがとうございました(*^_^*)

またお会いしましょう~☆

園長

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