カメ大公開(リクガメ編)リクガメの生態と魅力

〈リクガメ大公開〉

みなさんこんにちは

ズータイム園長の藤井です。

では今回は水棲ガメに続いてリクガメのご紹介をしたいと思います。

動物を展示する際は、ケヅメリクガメがみなさまの前に登場していますが、

非公開で種の保存のため(ZOOストック)に、絶滅危惧種の飼育繁殖に力を入れています。

最後に飼育中のリクガメたちの動画(ズータイムチャンネル)もありますのでご覧ください。

〈リクガメとの出会い20年前〉

私のリクガメとの出会いは、今から20年前、韓国料理を食べに行った時に、店主さんと動物のお話をしていたら、突然「カメいらない?」と質問され、「もし飼育に困っているならいただきます!」と答えたのがリクガメの飼育の始まりでした。店主の息子さんが引っ越しで飼えなくなったカメだったのです。その時のリクガメがギリシャリクガメでした。そこから草食性のリクガメの魅力にひかれて、飼育繁殖に挑戦するようになりました。葉野菜や果物、野草などで飼育できるところが良いですね。カメは水替えが苦手という方も多いと思いますが、リクガメはその点は心配はいりません。しかし、UVライトやバスキングライト、パネルヒーターなどの設備投資はしっかりしてあげなければ飼育はできないカメです。

リクガメは全種が絶滅危惧種、ワシントン条約で規制させています。野生を傷付けることなく国内で繁殖して命を繋いでいけたら良いですね。

〈リクガメの繁殖〉

こちらはヒョウモンガメの孵化に成功した時の画像です。30℃で約100日間保温すると孵化しました。

おそらくこの温度だとメスが高確率で孵化しているはずです。

えっ、雌雄がわかるの?って思われた方もいらっしゃったかもしれません。

実はカメの仲間の多くは温度によって男の子か女の子が決まるんです!面白いですよね~(^_-)-☆

哺乳類の雄雌の性別は遺伝子の性染色体で決定されます。しかし、ワニ、カメ、そして一部のトカゲでは性染色体を持たずに、卵の孵化温度によって性が決定されます。これを温度依存性決定(Temperature-dependent sex determination:TSD)と呼ばれます。なお、爬虫類でもヘビにはこの現象はみられません。

ヒョウモンガメとヨツユビリクガメの幼体たち。

トロ舟を利用して飼育している様子。餌は桑の葉。

成長別に並べて撮影したヒョウモンガメたち。

甲羅の模様や色彩も様々なところも魅力的です。

【次ページ】

ズータイムのリクガメたちを一挙大公開

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