ハリスホーク(タカ)のフライトトレーニング方法

〈トレーニング方法〉

トレーニングは毎日行い決して簡単ではありません。

雨の日も雪の日もタカはトレーニングを待っています。

換羽期以外はほぼ毎日フライトトレーニングを行っています。

トレーニングの時間がタカにとって、幸せな時間にしてあげることを心がけています。

やっぱり鳥は気持ちよく飛ばしてあげたいですからね。

①体重測定

まず毎日体重を測定することから始めます。

猛禽類は食欲を頼りに活動する鳥なので、体重は極めて重要です。

ハリスホークの場合は体重が多少高くてもフライトは行うことはできますが、

オオタカなどの神経質な種は何十グラム単位での体重コントロールが重要になってきます。

最も気をつけているのは、そのままどこかに飛んで行ってしまうことです(ロスト)。

日本の野鳥に絶対に迷惑をかけてはいけませんし、交雑しては大変です。

しっかり心構えと知識と技術がある方のみが飼育できる鳥です。

体重は体重計に止まり木を設置してカスタマイズしたものを作成しています。

大体いつも800g前半の体重でフライトを行っております。

ただ、タカによってもともとの大きさが違うため、

タカごとのベストウェイトを把握しておく必要があります。

そこで左上画像の「竜骨突起」と言われる、大胸筋を支えている鳥類特有の骨の肉付きを確認することによって、

体重計の数字だけではなく、本当にこのタカの状態を知ることができます。

これはトレーニングを行う上では必ず必要になりますので、一番初めにグローブの上で馴致させるときには、

少しずつ竜骨突起を触る訓練も必要になります。

慣れていないタカや噛み癖があるタカだとなかなか触らせてくれない個体もいますので、

ゆっくりゆっくり時間をかけてタカとの信頼関係を気付いていきます。

②止まり台

フライトトレーニングやケージから屋外出して日光浴する際に必要になってくるのがタカを止めておくための台や止まり木です。

また初期のフライトトレーニングでは止まり台からグローブまでの短い距離からのフライトから始めるのにも非常に便利です。

当園ではホームセンターでも販売されている作業台の足として使用されているものを利用して、作成しています(下画像)。

人工芝はタカが万が一に落下した場合も自力で登れるように前後に取り付けています。

作業台を利用して作成した止まり台。ワンタッチで折りたためるので持ち運びにも便利。

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