【コールダック】信頼を築くための刷り込み方法、メスの鳴き声の大きさも知っておこう!

【コールダック】信頼を築くための刷り込み方法、

メスの鳴き声の大きさも知っておこう!

みなさんこんにちは、

ズータイム園長です。

さあ今回は世界最小のアヒルであるコールダックのヒナと信頼感関係を築くための

刷り込み方法のご紹介と、雌雄の鳴き声の違いと大きさについてご紹介いたします。

今年はコールダックの飼育方法や卵からの孵化方法など専門的な知識もたくさんズータイムチャンネルの方へ、

アップさせていただきました。まだご覧になられていない方は是非ご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UC8MG-BhGxpTeSgY4HRpFnWQ

〈刷り込みとは〉

まずは刷り込み(インプリンティング)とは、

鳥類や哺乳類の生後ごく早い時期に起こる特殊な学習で、

その時期に身近に目にした動く物体を親として追従する現象のことです。

本来カモのヒナは本来は親鳥に追従しながら様々なことを学んでいきます。

できれば私も親鳥に育ててもらいたいのですが、

コールダック(アヒル)は家畜(マガモを家畜化したのがアヒル)なので、野鳥ではありません。

また抱卵も行わない個体が多く、人工ふ化、人工育雛をして育てていきます。

よって、一生涯をヒトとともに生きていく鳥たちなんです(家畜とヒトについてはまたの機会に記事を書いてみるつもりです)。

だから、家畜(家禽)やインコなどのコンパニオンバードに限っては人が最後まで責任を持って飼育するために、

刷り込みは必要なことだと私は思っています。ヒトの価値観は様々ですが、動物にとって何が最良かを考えていきたいですね。

刷り込みを行うことによって、ヒトとの信頼関係を築き、治療や健康チェックも行いやすくなります。

また、懐かないからと言って、アヒルやコールダックを野生に放してしまう事例(飼育放棄)も起こってしまっていますので、

正しい飼育方法や刷り込み方法もご紹介しようと思います。

〈刷り込み方法〉

①1日短い時間でも良いので手の上で過ごしてあげる

コールダックは早成性のヒナなので、

孵化後3日もすれば自由に走り回ります。

この頃に1日数分でも良いので、必ず手に乗せて一緒に過ごしてください。

ヒナので、きっとすぐに手に包まれてお昼寝をすると思います。

手の中が安心できる環境にしてあげることが大切です。

私は一緒にお昼寝をするときもあります(絶対寝返りはできません笑)。

②巣立ちの時期が一番大切(この時期で決まる)

①のように1か月ほどは過ごすと、飼い主の後を付いて来るようになってくると思います。

しかし、ここからが一番大切な時期です。1か月を過ぎたあたり、いわゆる巣立ちの時期です。

この時期から自我が目覚める時期なので、この時期により長い間一緒に過ごしてあげてください。

ここで手を抜くとすぐにヒトから離れていきます。

エサも手から与えるなどして信頼関係を築いてください。

飼育相談を受ける中では、ここで離れる方がほとんどですが、ここからでも遅くはありません。

根気よく、無理やり近づかないで、寄り添うように過ごしてあげるときっと信頼関係を築くことができますので、

あきらめないでくださいね。

【次ページ】コールダックの雌雄による鳴き声

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL