自分らしく生きること『動物教育×起業家教育』

自分らしく生きること『動物教育×起業家教育』

みなさんこんにちは、

ズータイム園長です。

今回のブログでは、今から起業を考えている方のために、

私が起業した理由を柱に大切だと感じたことを書きたいと思います。

また普段私が行っている動物教育と起業家教育に関連付けながら書いていきますね。

日本初の教育に特化した動物園を目指して活動している我々は、

動物のすばらしい生態をお伝えする楽しく学べる授業を行っています。

実は、学生向けの起業家教育研修や企業向けにも企業研修(ズーラジカルアクティブラーニング)も行っております。

ビジネスプランコンテストで優秀起業家賞をいただいた経緯もあり、経済産業省の起業家教育活動にも参加させていただいております。

私は起業してから5年目を迎えておりますが、

サラリーマンから経営者へなることによって、

様々な学びがあり、自分らしく生きることができているので、

起業して本当に良かったと感じています。

起業しようか悩んでいる方の参考になるかはわかりませんが、

何か響くものがあれば幸いだという気持ちで書いてみたいと思います。

まだまだスタートアップ起業者としての考えですが(^-^;もし気が向けば読んでください。


📚【起業した理由】

私は動物園の職員(飼育員)から、起業した理由はいくつかあります。

理由は下記の通りです。

①動物園の大切な役割である”教育”を伝えたい

長年動物園の飼育員を経験して、動物園側(水族館も)と来客者との間に認識の違いが大きくあると感じていました。

これは非常に根深い課題でもあります。なぜならほとんどの方が該当すると思いますが、来園者が動物園へ行く目的はレジャーや観光(遠足含む)です。

所謂、レクリエーションです。これはかけがえのないことで社会的役割として大きく貢献しているからです。

しかし、現在の動物園ではレクリエーションの要素も大切にしながら、教育、研究、種の保存に力を入れていますが、来園者にはほとんど伝わっていません。

私は当時(2010年)非公開で飼育していたトキは野生復帰(種の保存)させることが第一目的でしたが、公開しないことにクレームがあったことも来園者との認識の違いです。

動物園の役割についてまとめた動画はこちら↓

今から飼育係を目指す方向けに作成しましたが、ぜひみなさまに知っておいてほしい大切な役割です。

※起業家としてお伝えしたいのが、この伝わっていないことを専門にして伝えることが起業の目的になることが多いです。言わばチャンスです!

多くの企業との社長ともお話をする機会がありますが、企業イメージが中々伝わらないということが多々起きていますね。

解りやすくいうと、勘違いされているイメージをどのように破壊し、正しく伝えることができるかが企業の課題でもあるような気がしています。

当園の課題は『ふれあい動物園』だと勘違いされることです。私たちは動物に触れてもらうために活動していないのですが、世論がどうしても動物=ふれあい=癒しのような

イメージになっていることを痛いくらい感じています。動物の生態を学ぶというコンセプトを初めから理解していただくことは難しいですがあきらめずに立ち向かいます!

話がそれてしまいましたが、課題解決=社会貢献=起業というイメージでスタートすれば目的をしっかり持って起業することができるでしょう。


②雇われるより、経営者の方がリスクが低いと感じたから

私が退職する際に多くの方に、『何でこんなに安定している公立の動物園の職員(正社員)を辞職するのか?』や『もったいない』

など多くの心配する声や反対のご意見もいただきました。しかし、私にとっては起業した未来の方が明るく豊かな人生を歩むことができる根拠のない希望がありました。

今冷静に考えてみれば、もっと慎重に考えるべきだったかもしれませんが、起業に勢いは絶対に大切です。

また昨今では、キャリアアップの転職は当たり前、コロナの時代のようにどの企業がいつ潰れるかわかりません。

もっとも安全なことは自己を磨くことだと私は考えています(あくまでも個人的意見)。

具体的には専門的知識を身に付け、複業(副業ではない)できる力=複数の事業を経営できる力(パラレルキャリア)

がかなりリスク分散できることを経験しています。リスクから逃げるのではなく、リスクを知り分散させて自らの力で安定を勝ち取ることができれば

現在の日本でも十分幸せに暮らしていけることがわかりました。

私は動植物(いわゆる生物)に関する仕事を複数しています。例えばこのブログYou Tube(ズータイムチャンネル)も立派な複業です。大切な事は関連しない仕事をするのではなく、事業同士を高めあえるような事業を複数展開することが重要です。

おそらく10個ほど事業を展開しています。

PCやスマホ1つで仕事ができる時代です。起業はしっかり準備を行えば、昔ほど決してリスクが高い選択ではありません。あくまでも私の考えですが、雇われる方がリスクが高いと考えています。

もちろん雇われて働くメリットもありますが、私が考えるリスクは以下の通りです。

・仕事の選択肢が少ない

・異動・転勤

・一定の基準に定められた給料

・リストラ、倒産

・変わらない人間関係 などなど

私にとっては雇われる方が不自由でリスクが高いことばかりでした。

一方、専門的なスキルを身に付けてしまえば、どこにいても仕事ができる時代です。

また、稼ぐことに制限もありません。好きな時間配分、やりたい仕事を選択できたりもします。自由な時間はあきらかに増え幸福度が上がりました。何をもって幸福かはヒトそれぞれですが、私はやりたいことをやる時間が増え、家族と過ごす時間を作れることかな。

そして、サラリーマンは給料からたくさんの税金を国に絞られています。一方、事業者は自分で節税することも可能です。日本の教育にお金の授業をもっと取り入れるべきだと強く感じます。

リベ大の両学長は本も You Tubeも超おすすめ↓

起業という観点では、時には非常識な常識を身に付けることが大切ですね。

なぜなら起業家は少数派にならなければ成功しないからです。リスク管理に関しても多数派では突き抜けることができません。

自分がヒトとずれているなと感じる点があることも非常に重要なことだとポジティブに捉えてみましょう!

そしてまず一番リスクが低い方法は、雇われながら複業できる力を身に付けてしまうことです。

いつでも会社を辞めることができる力を備えればかなり自由に選択できるようになりますね。


③挑戦したかった

第③の理由は、時間は有限なのでやりたいことに挑戦したかったということにつきます。

人生100年時代、やりたいことは全部やってやる!ってな感じです。

起業して感じていることは、ヒトはやるかやらないか、いわゆる行動するかしないかで大きく人生が変わることです。

行動できない方のためにいつもお伝えしていることは、『失敗は挑戦を続ける限りない』ということです。

上手くいかないことがあっても成功するまで挑戦を続けるので基本的には失敗はないです。

失敗は途中であきらめること、挑戦をやめることだと考えています(ときには前向きにあきらめることも◎)。

そうすると継続できるメンタルが身についていきます。

ただ継続するためには仕事に熱い想いがないとモチベーションは維持できません。

本当に自分がやりたい自分らしい仕事で起業してください。

当たり前ですが仕事に需要があると言うことは誰かの役に立っているとうことです。世間は仕事がうまくいくと『儲かっている』という目で見てきますが、需要があるということはそれだけ社会貢献しているということです。気にせず胸を張っていきましょう!自分で稼ぐか給与を受けているかの違いだけなのに、ここはサラリーマンと事業者ではなかなか理解し合えないところだなと感じています。気にせずに突き抜けてしまいましょう。

きれいごとかもしれませんが、業績はそのあとに付いて来るものだと信じて私も頑張っています。

私の周りでもきれいごとを本気で考えて行動している方が成功しているように思います。


今回は久しぶりに動物の記事ではなく、

起業家として感じていることを書かせていただきました。

挑戦するヒトは何歳でも美しい!挑戦者がたくさんいる世の中になってほしいですね。起業家教育の講演会のご依頼もお気軽にご相談ください。

ではまたこのブログでお会いしましょう。

ズータイム園長

藤井