「動物を飼育するとは」小学生用教育プログラム

テーマは「動物の飼育」です。これまでは国語や理科の授業を担当していましたが、せいかつは初めて!そして、私の人生そのものがテーマ!喜んで引き受けさせていただきました。

今まで私はアドベンチャーワールド、いしかわ動物園、プライベートを含めて200種以上の動物たちの飼育をしてきました。ここで詳しい飼育方法を説明しても児童たちの心に響かないので、飼育する醍醐味や心構えについてお話させていただきました。

猛禽類の世界

石川県の県鳥も猛禽類の王者イヌワシ。
県内で観察できる野鳥を含め、狩りを成功させるための生態、生き残り戦略をお伝えしました。

鳥類の尿が白いのはなぜか?

そして白い部分の成分は「尿酸の結晶」です。

鳥類はなぜ尿酸かというと、

アンモニアを水に溶けにくい「尿酸」として排出するためです。

もし、ヒトのように、アンモニアを尿素に変え、水に溶かして出していたら、水分を多く補給しなければいけなく体が重くなります。
水がなくても体の外に毒素を排出できるように、鳥は尿酸にしています。また、尿を貯めておく膀胱もありません。
だから鳥は糞を我慢できないのです。そして便も尿も卵も同じ「総排泄孔」という孔から出します。

という体を軽くするためだというお話を先日の講話やガイドなどでも行っています。

朝日新聞に当園の取り組みを紹介していただきました

この取材では当園独自の活動内容を紹介させていただき、ご理解していただきました。長い取材にありましたが良い記事を書いていただきました。このたびはありがとうございました。

今回は取材のお話になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。新聞記事も読んでいただければ幸いです。

起業家教育事業、教育機関での授業や講義を行っています。

経済産業省の起業家教育事業、教育機関での授業や講義を行っています。
この度、経済産業省の起業家教育事業に協力させていただくことになりました。
教育機関(小学校から大学まで)で起業家の取り組みを紹介することで、未来の起業家を生み出すきっかけになればと思っております。
また好きなことを仕事にすることのすばらしさ、誰かの役に立つ喜びを知るうえでも起業することは人生の価値観を変えてくれるツールでもあります。
しかし、現在の教育ではなかなか起業しようと思う思考回路は生まれにくいと感じています。私自身も大学を卒業して、就職することしか考えていませんでした。学生のころから刺激的な素敵な起業家に会っていたら、また違う人生だったかもしれません。起業することはリスクも伴い、必ずしもお勧めするわけではありませんが、社会貢献のために熱く頑張っている大人の姿を児童や学生に紹介できる機会をとても嬉しく感じています。

トナカイの鼻はなぜ赤いの?

トナカイRangifer H.Smith

北極圏で、カナダやアラスカ、ノルウェー、フィンランド、ロシアで生息するシカの仲間です。シカ科は36種いますが、トナカイ属トナカイ1種のみです。

体重170kg、80kmぐらいで走ることができる力持ちの動物です。

サンタクロースのそりをひいていることで有名ですもんね。

では日本のシカとトナカイの1番の違いはどこでしょうか。

「オスだけではなくメスにも角が生えている」という点ですね。

ZOO TIMEの楽しみ方(動物のすばらしい生態を楽しく学ぶ時間です)

何年もかかると思いますが『ズータイムだから、あそこで動物について学んでおいで』といつかお父さんに言っていただけるように努力していきます。
また動物学を通してのレクチャー、人財育成研修「ズーラジカル アクティブ・ラーニング」にも力を入れています。企業、自治体の社員研修に、教育機関での授業や講義でも実施させていただいております。

定員オーバー!爬虫類のひみつ

脊椎動物の進化の系統

内容は脊椎動物の進化の系統から爬虫類の分類についてや、特徴が面白い爬虫類を実際に観察しながらお話させていただきました。爬虫類は哺乳類でもなく、鳥類でもなく、魚類でもなく、両生類でもない動物が爬虫類なんです。他の分類に比べるとこれっといった定義はなく、ヘビとカメなんて全然違いますよね。

ハムスターの穴掘り行動を観察しよう

ハムスターの穴掘り行動を観察してみよう!

6/3『爬虫類』講話開催

教育体験型動物園ZOOTIMEによる爬虫類についての動物講話です。

爬虫類の進化の系統から分類まで、学べる動物園の当園だからできる講話です。

もちろん当園の講話は生体を観察しながらの特別な講話です。貴重な飼育記録の写真や骨格標本なども使って楽しくわかりやすくお話します。