アフリカワシミミズク、返事を必ず返してくれます。

【フクロウの鳴き声】
アフリカワシミミズクとメンフクロウの鳴き声をご紹介します。

「動物を飼育するとは」小学生用教育プログラム

テーマは「動物の飼育」です。これまでは国語や理科の授業を担当していましたが、せいかつは初めて!そして、私の人生そのものがテーマ!喜んで引き受けさせていただきました。

今まで私はアドベンチャーワールド、いしかわ動物園、プライベートを含めて200種以上の動物たちの飼育をしてきました。ここで詳しい飼育方法を説明しても児童たちの心に響かないので、飼育する醍醐味や心構えについてお話させていただきました。

鳥類の尿が白いのはなぜか?

そして白い部分の成分は「尿酸の結晶」です。

鳥類はなぜ尿酸かというと、

アンモニアを水に溶けにくい「尿酸」として排出するためです。

もし、ヒトのように、アンモニアを尿素に変え、水に溶かして出していたら、水分を多く補給しなければいけなく体が重くなります。
水がなくても体の外に毒素を排出できるように、鳥は尿酸にしています。また、尿を貯めておく膀胱もありません。
だから鳥は糞を我慢できないのです。そして便も尿も卵も同じ「総排泄孔」という孔から出します。

という体を軽くするためだというお話を先日の講話やガイドなどでも行っています。

ヒョウモントカゲモドキの飼育繁殖方法と雌雄判別

飼育中のヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)というヤモリの繁殖に成功しましたのでご報告致します。爬虫類の中でも一番人気のある種の1つです。今回の記事では雌雄判別と孵化に至るまでの方法を書きますね。

イヌワシのメンテナンス

『いしかわ動物園のイヌワシのメンテナンスへ』

みなさんこんにちは園長の藤井です。

暑い夏ですがいかがお過ごしでしょうか。

私はいしかわ動物園時代からの担当であるイヌワシ♂に会ってきましたよ。

『久しぶり大日』元気そうで何よりでした(*^_^*)

タカと体重、トレーニング方法

動物を飼育する際は、ヒトと同じく、個体管理とトレーニングのために体重測定を行っています。
現在このハリスホーク幼鳥は換羽の季節なので、体重は下げずに調整しています。

しかし、このウェイトではみなさんの前で十分な飛翔はできません。

ウェイトを下げれば飛ぶという単純なものではありませんが、数十グラム違えば全く反応は違います。タカ1羽1羽のベストウェイトを見つけ出し、それに近づけていきます。

ハムスターの穴掘り行動を観察しよう

ハムスターの穴掘り行動を観察してみよう!

今年もコールダックのヒナ誕生

コールの卵は当園では36.8℃、湿度65%(嘴打ちしてからは70%)、孵化日数は26日です。
鳥類の卵はさらに転卵といって、卵を定期的に転がしてあげなければいけません。
爬虫類の卵はその逆で、全く動かしてはいけません。孵化方法だけでも様々あり、適度な温度や湿度が必要なところが面白いですね。
日々動物たちに魅せられ、学ばせていただいています。

猛禽類のトレーニングをする理由&トレーニング方法動画

フライトトレーニングを行う理由は2つかあります。

①筋力トレーニング

タカは狩りをする肉食の猛禽類、獲物を捕まえるために飛翔するための筋力が欠かせません。日々、飛翔していないとどんどん筋力が落ちてしまいます。一瞬のすばやい動きを出せるように筋力トレーニングの役割があります。