コールダックの孵化方法のコツ&初生ヒナの飼育方法
〈コールダックの孵化方法のコツ&初生ヒナの飼育方法〉
みなさん、こんにちは
ズータイム園長です。
さあ今年も計画的にコールダックの繁殖に取り組んでいます。
毎年全国たくさんの方から有精卵についてのお問合せをいただいております。
今年も当園の卵からたくさんのヒナが孵化した報告をいただいております!
【コールダックの孵化方法 コツ】
しかし、コールダックは様々な鳥類の中でも孵化させるにはコツがあるんです!
孵化1日目のコールダックのヒナ
当園では前のブログでも詳しく記載しましたが(孵化方法の詳細についてはこちら)
孵卵器の設定温度は36.8℃、
湿度は70%にしています。孵化日数は26日です。
そして、わりと24日目ぐらいまでは結構うまくいきます。
検卵をして有精を確認して、卵が激しく動き出します。
しかし、もっともコールダックの孵化時に起こる障害が『死ごもり』です。
卵から出てこれなくて力尽きてしまうことが、非常に多いんです!
おそらく、本来マガモから家畜化したアヒルをさらに小型化したコールダックは、もはや野生動物とはかけ離れてきており、
孵化能力もマガモやアヒルに比べて下がっているのではないかと推測できます。
孵化環境でできるだけ自力孵化をさせてあげるように環境を整えてあげます。
しかし、どうしても介助孵化が必要な場合もあります。
こちらに介助孵化方法についてもまとめました
『死ごもりを防げ!正しい孵化介助方法』
25日目卵にヒビが入った様子(嘴打ち)
せっかくここまでいったのに!あと1歩なのにとなってしまします。
そこで今回全国のコールダックの孵化に挑戦しているみなさんのために、
動画でまとめてみましたので気が向くかたはご覧くださいませ。
鳥類の尿酸が誕生のひみつに関係していることも解説しています。
動物の生態って本当にすばらしいし、興味深いです!!
今回は嘴打ちから、孵化の記録を動画(ズータイムチャンネル)でまとめてみました。
【次ページ】初生ビナの飼育方法
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント