20年の実績あり【保存版】リクガメの理想的な餌&実践的な餌の作成方法
ズータイムおすすめ!実践的な飼料の給餌方法
では理想論は終わりにして、
継続できる実践的な餌をご紹介します。
葉野菜はホウレンソウなどのおすすめしない葉野菜でなければ、
ある程度許容しています。ただし、主食を作らないのがベストかなと思っています。ただ桑の葉だけは主食として絶対おすすめです。しかし、冬季は落葉して桑がないので下記の方法で給餌しています。
アブラナ科が偏ると良くないだの、PとCaの比率(できれば近づける)などもお話してきましたが、私は数種類の用意できる葉野菜に
チモシーを細かくしたものを振りかけます
チモシーは低タンパクですが、繊維質が高く、ウサギやモルモットなどの主食にできるすばらしいイネ科の乾草です。繊維質をアップすることによって、便通もよくなり、尿酸の排出も促し、結石予防にもつながります。
ホームセンターでも簡単に安価で手に入りますので、
誰でもすぐに試しやすいおすすめ方法です。
こちらはカブの葉にチモシーを振りかけた飼料作成例です。
チモシー(乾草)だけではなかなか食べてくれないので、ふりかけることによって、自然に摂取してくれます。
ズータイムが考えるリクガメ飼料の重要ポイント
※粗飼料
※低タンパク質
※高カルシウム
(リンとカルシウムのバランスはできるだけ考慮)
これがとても大切になってくると考えています。
カルシウム剤について
ちななみにカルシウム剤も自作ブレンドで作成しています。
炭酸カルシウムに桑の葉、モロヘイヤの葉の粉末(ドライにした後にミキサーで粉末にしたもの)を混ぜて作成。カルシウム:葉の粉末=6:4ほどで作成しています。非常に葉の割合も高くしてあります。
カルシウムの摂取量が多すぎると結石の原因になりますので、市販のものを使用する場合は容量や添加頻度には注意が必要です。
※また市販のカルシウム剤の選ぶポイントはリン酸カルシウムを含まないものを選んでください。
冬季は
これにわたしが信頼している人工飼料(ペレット)をさらに併用して給餌しています。
こんな感じでサラダにように混ぜて完成です。
さきほども記載しましたが、ペレットは信頼できるものを使用しましょう。
ズータイムでは葉野菜+チモシー+カルシウム+ペレットで、冬季は毎年健康に過ごしています。チモシーはすぐに試していただけると思いますし、飼料については当園で販売しております。気になる方は、記載のアドレスまでご連絡くださいませ。
本当にリクガメを飼育している方は熱心な方が多いと実感しています。
みなさんの参考になれば幸いです。
ではおまけで
コールダックと実際リクガメたちが食べている様子もどうぞ
詳細は動画のほうをご覧くださいませ(^^♪
コールダックもカブの葉は大好きです!
リクガメたちに実際に本日のメニューを給餌しました。
山盛りのカブの葉を美味しそうに食べてくれました。
それではまたお会いしましょう~
ズータイム 園長
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。