カイロトゲマウスの赤ちゃん誕生!

『カイロトゲマウスの赤ちゃん誕生』

みなさんこんにちはズータイム園長の藤井です。

幼少のころから、飼育係の時代を含めて200種類以上の動物の飼育経験があります。さて、今回ご紹介するのはカイロトゲマウスです。

カイロトゲマウスはサハラ砂漠、エチオピア、ケニア、イスラエル、パキスタンなどの乾燥地帯に生息するネズミの仲間です。

大きさは画像からもお分かりいただけると思いますが、 雌雄ともに6~8cm  、体重は約60gほどのネズミです。寿命はハムスターよりも長くうまく飼育できれば5年ほど生きてくれます。

飼育難易度で言うと、わりと簡単な方といえます。乾燥と暑さに強いので、冬の寒さを保温器具やエアコン管理してあげれば丈夫なネズミです。餌はマウス用のペレットで飼育できますし、果物や葉野菜も昆虫も何でも食べます。

トゲのような毛の持ち主

名前の通り背中には毛がトゲのように硬い毛が生えています。この毛はたわしぐらいの硬さでハリネズミのように痛くはありません。ハツカネズミと比べるとマウス特有の臭いがないことが何より飼育しやすい理由です。

飼育ケージにご注意を

しかし、ネズミなので脱走だけはされないようなケージで飼育しなければいけません。何でもガリガリ齧って破壊していまいますので、プラケースなどは避けましょう。衣装ケースは高さがあれば大丈夫ですが、カイロトゲマウスはジャンプ力がハツカネズミよりかなりありますのでご注意を!天井を利用してバク宙する姿は何度見ても『すごい!』と言っていまいます(笑)よって、金属製の蓋があるマウス専用のケージがあれば安心ですね。最後のハツカネズミの飼育方法の動画内にケージが写っていますのでご確認ください。

触った感じは『亀の子タワシ』のようです(笑)
このトゲのような毛は攻撃や防御のためではなく、体温調節などに役立っているのではないかと言われています。

赤ちゃん誕生

この魅力的なカイロトゲマウスの赤ちゃんが今回誕生しましたのでお知らせします。まずは画像から↓

生まれたの画像です。よちよち歩きですが数日後にはにはしっかり歩きます。

自力採食するのもとても早く、授乳を受けながらですが1週間もすれば柔らかい餌なら自分で食べ始めます。

生まれたてのカイロトゲマウスの赤ちゃんです。この時は2匹生まれました。

ハツカネズミやハムスターと違い、毛がある程度生えて生まれてくるので2匹から4匹ぐらいの数で生まれてきます。妊娠期間は39日前後。少数精鋭なところはモルモットの生き残り作戦と似ていますね。ちなみにハツカネズミの画像がこちら↓

 

一度に15頭生まれた時の画像です。ハツカネズミはその名お通り妊娠期間が20日前後。

未熟児でたくさん産んで命を現代まで繋いできた成功者ですね。毛も生えておらず目はまだ痕跡程度しか発達しておりません。ちなみに妊婦の母親はこちら↓

15匹の赤ちゃんが入っている状態です(*^_^*)パンパン!

 

赤ちゃんの成長が楽しみですね♪

※画像はすべて当園のものです。コピーや転写はご遠慮くださいね。

では、カイロトゲマウスの赤ちゃんとハツカネズミの赤ちゃんの動画をご覧ください。ズータイムチャンネルのご登録もよろしくお願いします(^-^)

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