イヌワシのメンテナンス

『いしかわ動物園のイヌワシのメンテナンスへ』

みなさんこんにちは園長の藤井です。

暑い夏ですがいかがお過ごしでしょうか。

私はいしかわ動物園時代からの担当であるイヌワシ♂に会ってきましたよ。

『久しぶり大日』元気そうで何よりでした(*^_^*)

なぜまたイヌワシのところへ行ったからといいますと、イヌワシは教育関連イベントでお客様の前にも登場するので、しっかりトレーニングを行っています。だから足革(アンクレット)と革紐(ジェス)を取り付けています。この革製のアンクレットとジェスは私が手作りをしております。タカやフクロウ用はネット通販もしておりますが、ワシ用のトレーニングパーツはなかなか商品がありません。特定動物なので一般の方はまず飼育することはできませんからね。そこで私も試行錯誤して極太の革を取り寄せてワンオフパーツを作っているわけです。

大日とはヒナのときからの付き合いなので、成長する姿は私も楽しみです。

ローテーション育雛

この大日(だいにち)には梯(かけはし)という兄弟がいます。石川県の山(大日山)と川(梯川)にちなんで付けた名前なんですよ。この2羽はローテーション育雛といって、1週間ずつ親鳥とヒト(飼育係)が交代で育雛して育てたヒナなんです。なぜわざわざ交代で育てたかと言いますと、猛禽類の仲間、特にワシは普通2羽生まれても成育するのは1羽のみのことが多いんです。だから2羽を親鳥に任せてしまうと1羽は殺されてしまうリスクがあります。少数精鋭の生き残り作戦ですね。またすべてヒトが育ててしまうと親鳥に戻すときも苦労します。よって、2羽をヒトとワシが共同で育てることを実施したんです。この計画は大成功で大日と梯は2羽とも成育しました。

いや~やっぱり空の王者は迫力が違いますね。

ずっしり重い。オスですが体重は3kg以上あります。メスは4kg~6kgの個体もいます。石川県の県鳥なんですよ。国の天然記念物、希少野生動植物種に模してされています。これからもこの貴重な鳥の魅力をお伝えしていきたいですね。

〈イヌワシ Aquila chrysaetos〉

漢字で書くと狗鷲、テングのワシと書きます。昔、大きなイヌワシは天狗と間違われていた可能性もあるようです。それぐらい恐れらていたワシなのかもしれません。英名ではゴールデンイーグルとかっこいい種名が付けらています。プロ野球チームの名前にも使用されていますね。

全長75 – 95センチメートル。翼開張(翼を広げた長さ)168 – 220センチメートル近くになり、オスよりもメスのほうが大きいです。日本ではノウサギ、ヤマドリ、ヘビ類が主な餌で、カモシカの赤ちゃんも捕獲することもあります。石川県では30羽ほど、日本全国では500羽程度しか生息しておらず、絶滅が危惧されています。

今回もブログを最後までご覧いただきありがとうございます。

またお会いしましょう~☆

園長

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