落ち葉とうんちの循環システム

落ち葉とうんちの循環システム

みなさんこんにちは園長の藤井です。

秋も深まってきましたが、みなさんいかがおすごしでしょうか。

落ち葉で焼き芋を焼きたくなる季節です。

いういことで今回は落ち葉のお話です。

ウサギのために落ち葉のプールを作ってあげた時の写真

みなさん秋になると地面は落ち葉でいっぱい、しかし春から夏になると落ち葉は全く見られません。いったいどこにいったのでしょう。

もちろん街では清掃されたかもしれません。

しかし、公園や林に行ってもほとんどが土に還り腐葉土になっていますよね。ではいったい誰が落ち葉を栄養たっぷりの腐葉土に変えたのでしょうか。循環システムをイラストで作成してみました。↓

では上図の循環システムを説明します。

①まず落葉樹から落ち葉がひらひらと地面に落ちます。

②この落ち葉を食べる動物がいます。ダンゴムシやゴキブリ、ミミズなどです。

③そして②の動物たちのうんちをさらに小さい微生物が食べて分解します。

④これが栄養のある土になり、植物がまた育ちます。

⑤動物(ヒトを含む)はこの植物の光合成によって呼吸をします。また餌となる果実や葉を食べます(草食動物、雑食動物)。肉食動物は草食動物を餌にします。そして動物たちがうんちをします→そして①へ

というリサイクルを繰り返しながら我々動物は生きています。

ということは

大げさかもしれませんが、

うんちのおかげ

で生きているんですよね~。うんちは大切です。

またみんなから嫌われ者のゴキブリも一役買っているではありませんか。少しは昆虫などの無脊椎動物、細菌などの微生物も見直すきっかけになれば幸いです。

というお話でした。

おすすめ!
上野動物園の元園長、小宮さんのうんちの本

自然あふれる素敵な保育園でした。

今回はこの落ち葉の循環のお話を含めて、医王山にある みずほ保育園 さまにて開催させていただいたときのお話もさせていただきます。ズータイムの後はズータイムの後は落ち葉で遊ぶ時間みたいなので、このお話をしようと決めていました。

始めは「学べる動物講話」の予定でしたが、1歳から2歳のお子様もご参加とのことで、

動物展示プランに変更しての開催でした。そして少人数なのもあり、今回は特別にウサギのタッチングも行いました(人数が多い時はウサギの負担になるので、基本的には生態展示です。)

また、未就学児も楽しめる簡単なお話と、今書いた落ち葉のお話も動物を交えながらお話しました。ホワイトボードに手書きでイラストを描いて説明しました。↓

みんな自分からたくさん発言してくれました。流石、こんな自然豊かな場所に囲まれたコドモたちは本当にみんな元気いっぱい。羨ましい環境です。

少し難しいお話も交じっていたかと思いますが、ズータイムは大人の方々にも生物のすばらしさをお伝えしたいと思っていますし、

お子様に伝えてほしいと願っています。動物と自然をリンクさせて考えれるようになると、もっと生物(植物&動物)が好きなりますよね。

しかし、私たちよりも自然が大好きな方々がたくさんいらっしゃって、とっても素敵な心温まる1日になりました。

改めてありがとうございました!!

下画像は保護者の方が撮影していただいた画像です。感謝感謝です(^^♪

※無断でのコピー、転写は禁止です。

落ち葉がたくさんある素敵な園庭にて、タカのフライト体験も行いました。タカもとっても気持ちよさそうでした。空気がとっても清々しい。

カメレオンのお食事ガイドも実施。

モルモットの給餌体験。小さなお子様でもできましたね。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

またお会いしましょう~☆

園長

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