北里大学にて講義『動物園で働く魅力、起業』

北里大学にて講義

わたくし園長 藤井の母校、北里大学にて講義をさせていただく機会をいただきました。なんて嬉しく名誉なことでしょうか。

約20年ぶりの相模原キャンパスは大部分が新設され、大きく変わっていましたが、図書館や懐かしい食堂などはまだ残っている部分もありとても懐かしかったなぁ。

今回の対象は海洋生命科学部3年生で、就職、起業、動物園 水族館で働く醍醐味などについてお話させていただきました。

現在、少子化の影響もあり就職にはさほど困っていない学生たち。

しかし、動物園、水族館への就職は今も狭き門です。

1人の募集に対して、何百人に集まることもよくあります。

そこで、動物園、水族館の役割や志、求めている人材についてもお話しさせていただきました。

もちろん、動物の生態も!

熱苦しいおじさんの話、若い方に少しでも響いたら嬉しいな。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
館内には学生たちが企画運営しているミニ水族館もあり、意識の高さを感じました。生物に携わる頼もしい仲間が増えたようで、何だかわくわくした実りある2日間でした。

久しぶりに私の恩師、天野教授にもお会いできました。

私は先生のもとで、魚類の自発摂餌やサーカディアンリズムについて研究しました。今回先生がズータイムを見つけてくれたそうです。ありがとうございます。また阿見彌先生が動いてくれたおかげです。魚類生理学のみなさま方に大感謝です。今後ともよろしくお願い致します。

少しだけ私の動物園のお話を書きますね↓

私が北里大学を卒業して、就職したのが南紀白浜アドベンチャーワールドです。今や日本一の動物園といっても過言ではないすばらしい動物園ですね。パンダの繁殖が成功していることでも有名ですね。私もここでたくさんの経験とお客様を楽しませるエンターテイナーの力も身につけることができました。飼育技師や潜水士などの資格も取りました。しかし、動物園には大きく分けて2種類あるんです。1つはアドベンチャーワールドのような民間の動物園、もう1つは公立の動物園です。これは飼育係として働いたものでないと実感できないのですが、この2種は180°違う職場と言っても良いでしょう。ここでは違いの詳細は言えませんが、私はどうしても公立の動物園も知りたく、地元石川県のいしかわ動物園に転職し、トキやイヌワシなどの希少種の飼育(種の保存という役割の大切さ)、教育係として動物園は教育関連施設であるという認識を再確認することができました。この両動物園での飼育経験は今でも私の宝物です。この経験があったからこそ、楽しく学べる動物園ZOO TIMEがあります。『動物園=遊びに行く場所』という認識は良いのですが、これだけではもったいないです。本当に動物園が伝えたい事は全然伝わっていないんですよね。教育、種の保存、保護、研究といった部分をもっと前面に出していくべきだと考えています。当園ズータイムはその中の”教育”に特化した動物園を目指していきます。貫きます。今回、学生たちには動物園の飼育係から起業して動物園を設立するまでの過程もお話させていただきました。自分で言うのもなんですが稀な仕事の経歴だと思います。学生たちに何か熱いものが響いたなら嬉しいですね。

現在もいしかわ動物園で飼育していたイヌワシのメンテナンスを定期的に行っています。石川県には約30羽ほどしか生息していない希少種。石川県の県鳥です。翼を広げると約2m、大迫力の空の王者です。イヌワシの大日とはヒナの時からの付き合い。これからも立派に成長していってね。

学生たちの顔は希望に満ち溢れています。もし生物系の大学で動物園水族館も就職の視野に入れている学校があれば是非お気軽にお声かけください。では最後までご覧いただきありがとうございました。

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