タカと体重、トレーニング方法

「タカと体重」「タカのトレーニング方法」

動物を飼育する際は、ヒトと同じく、個体管理とトレーニングのために体重測定を行っています。
現在このハリスホーク幼鳥は換羽の季節なので、体重は下げずに調整しています。

しかし、このウェイトではみなさんの前で十分な飛翔はできません。

ウェイトを下げれば飛ぶという単純なものではありませんが、数十グラム違えば全く反応は違います。タカ1羽1羽のベストウェイトを見つけ出し、それに近づけていきます。

いつもみなさんの前に登場するときは緻密なコントロールをして登場しているんですよ。
猛禽類(恒温動物)は、気温が高いと代謝が下がり、低いと上がります。よって、気温によって体重の減りが違うということです。

ということは餌量を決めても全く意味がなく、毎日体重を見ながら感覚で餌量を決めています。
猛禽類は体重、筋力、信頼関係があってフライトができるアスリートですね。

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