【超絶技巧】石塑粘土で作る 等身大ホワイトタイガーの完成度が高すぎる!
新年あけましておめでとうございます。
ズータイム園長です!
今年始めのズータイムカレッジでは”動物アート”の達人をご紹介致します。
その達人はいしかわ動物園の北川獣医師です。
私もいしかわ動物園職員の時代からずっとお世話になっている方です。
全国、世界中の方々に北川さんの動物アートをご覧いただきたくこの番組を作成致しました。
等身大のホワイトタイガーの置物(招き寅)や石ころアートなど数々の作品をご紹介致します。
アートから動物たちのすばらしい生態をお伝えしたいという北川獣医師の熱い想いもみなさまに伝わると思います。
できるだけだくさんの方々にご覧いただきたいのでシェアしていただければ幸いです。
動画はこちら↓
【いしかわ動物園に関するお問合せはこちらまで】
〒923-1222 石川県能美市徳山町600番地
TEL:0761-51-8500 FAX:0761-51-8504
E-mail:info@ishikawazoo.jp
〈北川獣医師のすばらしい作品をご紹介〉
①アジアの希少動物たち(ジオラマ展示)
いしかわ動物園で飼育しているアジアの希少動物たちをジオラマ展示している作品です。
こちらは発泡スチロールに石粉粘土(石塑粘土 せきそねんど)で肉付け、成型したものにアクリル塗装した作品です。アクリル塗装は筆でエアブラシを使用してリアルを追求されていました。
本当にプロ並みの仕上がりです。
★北川獣医師が使用している石粉粘土(石塑粘土)はこちら↓
★リアルな塗装はエアブラシを使用↓
★電池式発泡スチロールカッター 251-01【工作】
★発泡スチロール ブロック 工作 DIY イベント アート 造形 立方体 500×500×500
★発泡スチロールカッター ホットナイフ
シロテテナガザルを持たせていただきましたが、本当に軽い!発泡スチロールとは思えない重厚感があるので不思議な感覚でした。
ジオラマ展示をした動物たちの生態や魅力が書かれたパネルや作品の作り方まで記載されていました。
なかなか真似はできませんが、子供たちの夏休みの宿題にチャレンジしても良いですね(^^)/
②招き寅(等身大ホワイトタイガー)
今回の取材のメイン作品です。
2022年寅年ということで、等身大ホワイトタイガーフィギュアを作成したそうです。
招き寅のコンセプトなど詳細は動画内で北川さんからご紹介していただきました。
ますます進化している北川アートに今後も注目です!
動物園の獣医ならではの観点で、細部まで本物そっくりに作成されています。
塗装はエアブラシで地肌の色を想像しながら、塗り重ねていくことがコツだとおっしゃていました。
③石ころ動物園
石ころに動物たちを描く『石ころ動物園』。
動物たちを展示していないスペースも来園者の方々に楽しんでいただくために行っている企画です。
私が職員の時代からやっていた企画ですが、北川さんの作品を並べてからは雨風で風化するのがもったいないくらいの作品ばかりです。
どうしても屋外展示だと劣化は止められないので、綺麗なデータでご覧ください。
※画像はすべていしかわ動物園提供画像です
石ころアートはアクリル絵の具で塗装して、クリア(透明)スプレーで保護して屋外で展示しています。クリアスプレーで保護すると作品の色落ちがかなり長期間防げますのでおすすめです。
アクリル絵の具はこちら↓
クリアスプレーは発砲スチロールや油性塗料の上に塗っても、下地を溶かさないこちらがおすすめです↓
④繁殖祈願を込めたレッサーパンダフィギュア
レッサーパンダ展示場近くに展示されているレッサーパンダの親子フィギュアです。
野生の繁殖環境を示すために樹洞の巣穴で子育てしているレッサーパンダを表現されていました。
なんと繁殖祈願を込めてこのフィギュアを作成したかいがあって、見事昨年繁殖に成功しました!
成獣とは違い、薄いグレーの毛色の赤ちゃんも等身大で作成されていました。
⑤北川獣医師にとって動物アートとは
動画内ではもっとたくさん大作をご紹介しておりますので、お時間のある方はぜひ
動画をご覧いただきシェアしていただければ幸いです。
このすばらしい作品と活動を全国の方々に知っていただきたいと思い今回取材したので、
みなさんの力を貸してください!
最後に北川さんにとって動物アートとは何ですか?
という質問に回答していただきました。
≪1.動物のフォルム愛≫
北川さん自身が動物のフォルム愛に魅了されているので、これをアートで表現したいという欲求があるとのことでした。
生きるための形態や色彩に魅かれて自然に手が動いているようです。好きな事は最強です!
好きだからこそこれほどの作品が出来上がるのだと納得がいきました。
≪2.動物の生態を違った方向からお伝えできる教育的素材≫
動物アートとはの2つ目の回答もすばらしい回答でした。
わたしもズータイムの活動でもっとも大切にしていることが、動物の生態をお伝えすることですから、
これをアートの方向からでもお伝えするということでした。
ですからホワイトタイガーやレッサーパンダのフィギュアも細部まで正確に表現されているんですね。
今回は元職員の私が取材をしてみました。
普段は取材される側なので取材の大変さもわかりましたが、
自分が取材したいことに情熱を注ぐのもとても楽しい時間でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
園長 藤井
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