動物専門学校講師のお仕事(動物園や水族館で働くためには)

みなさんこんにちは、

ズータイム園長です。

今回は動物専門学校講師のお仕事について書きたいと思います。

今までこども園(幼稚園、保育園)から大学まで動物の授業や講義を行ってきましたが、

今回の専門学校での講義内容は『動物園学』を夢見る若者たちに教えています。

講義時間は2時間という長時間です。みなさんお疲れさまでした!

講義する私よりも聞く方々のほうが疲れると思いますので、楽しく学べる仕掛けをいろいろと試行錯誤しながら中身のある内容にしていきます。
『動物園学』を中心に動物たちの生態や飼育方法、アクティブラーニングを取り入れた学生主体となった講義も行っていく予定です。
私も若者たちから刺激を受けながら学ばせていただきます。
まずは1年間よろしくお願い致します。
先日「札幌市動物園条例」が可決・成立しましたね。
私も日々感じているのですが、まだまだ擬人的な可愛さをもった動物たちに価値をつけられるヒト中心の世の中です(可愛いも大切ですがそれのみは危険)。
この機会にしっかり生態を学び動物園の社会的役割を考え、野生種にも目を向けてくれる本物の動物好きになってほしいと願っています。

↓日本の動物に関する業種の政策や課題をとても良くまとめられています。

動物に関する仕事に携わる方すべてに読んでほしい本です。

↑動物の赤ちゃんの講義では実際にいろいろな動物の赤ちゃんを観察しながら、生き残り戦略や飼育方法などもお伝えしました。
 
前回は生物分類学的階級から始まり動物園の繁殖事情、
個体識別方法の実習などなど私の経験を交えてお伝えしてきました。
今からまだまだたくさんの必要な知識と経験をお伝えして参ります。
私が20年間で学んだ技術も惜しみもなくお伝えしていきます。
それでは次回も楽しく学ぼう!
生物系の大学、動物専門学校(ペット専門学校)、動物園水族館の飼育員を目指す方々のためのセミナーなどの
講義をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

それではまたこのブログでお会いしましょう!

園長 藤井