フトアゴヒゲトカゲのモルフの違いをファイバースコープで観察
みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
久しぶりにフトアゴヒゲトカゲについての記事を書きます。
【フトアゴヒゲトカゲについて👇】
「フトアゴヒゲトカゲ」は、アゴヒゲトカゲ(英: Bearded Dragon)としても知られる、
爬虫綱有鱗目アガマ科アゴヒゲトカゲ属に分類されるトカゲです。
正式な学名は「Pogona」です。これらのトカゲは、オーストラリア原産で、ペットとして非常に人気があります。
フトアゴヒゲトカゲは、その名前が示すように、下顎にある鱗状の突起物である「アゴヒゲ」のようなものを持っており、
これを膨らませたり(オスは真っ黒にして)、平らにしたりして下の動画のようにコミュニケーションをとります。
「モルフ(morph)」という用語は、特定の種や品種の生物の外観的な特徴や形質を指す言葉です。
フトアゴヒゲトカゲにおいても、さまざまなモルフが存在し、これらのモルフは色や模様などの外観的な特徴に違いがあります。
今回はフトアゴヒゲトカゲのモルフの違いによる皮膚の違いをファイバースコープで観察しました。
今回登場するモルフは以下の3種です
★ノーマルhetハイポトランス(右)
★レザーバックhetハイポトランス(真ん中)
★トランスルーセントレザーバックhetハイポ(左)
※het(ヘテロ)とは遺伝子としては持っているが表現型(モルフ)には現れない遺伝子のこと
なかなかフトアゴをファイバースコープで観察する機会はないと思いますので、ぜひ番組をご覧い下さい。
特にノーマルの凹凸のある皮膚とレザーバックの滑らかな皮膚は肉眼で見た違いもありますが、
ファイバースコープで観察してみると鱗の配列が顕著に違うことがわかりました。
トランスルーセントもぜひご確認ください。
今回番組で使用した超便利なファイバースコープはこちら👇
私は実際に2年間使用していますが、耐久性もありますし、重宝しています。
動画と静止の両方の記録が撮れるのは嬉しいですね。
現在はアマゾンのみで販売されています。
番組の後半に給餌(桑の葉、ミルワーム、コオロギ)のシーンもありますので最後までご覧ください。
近いうちにフトアゴヒゲトカゲの最新の飼育方法もご紹介する予定ですが、
過去に作成したフトアゴヒゲトカゲの完全飼育方法もよろしければご覧ください。
飼育用品のご紹介と実際にセッティングする方法まで詳細をご紹介しましたので初心者の方は参考になると思います🔰
ではまた園長ブログでお会いしましょう!
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