【ハム飼いは絶対やるべき!】ハムスターの本能を呼び覚ます方法とは?【幸福度アップ】ジャンガリアンハムスター
みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
今回はジャンガリアンハムスターの※環境エンリッチメントについての番組です。
初めてのエキゾチックアニマルの飼育としてもハムスターを選択する方が多いですよね。
しかし、ハムスターの野生の生態を知らない方がほとんどです。
そこでズータイムでは、本来の穴掘り行動や巣作り行動を呼び覚ます生態展示ケースをDIYし、
多くの方々に本来のハムスターの行動を観察していただく予定です。
ハムスターを飼育している方は、作成方法も番組やこの記事でもお伝えしていますので、ぜひ挑戦してみてください。
活き活きとした本来の行動を観察してみてください。
※環境エンリッチメント
動物の飼育環境や管理方法(給餌方法なども含む)を、生息環境基づいて改善・向上させるための工夫のこと。
本来の野生の行動を呼び覚ますために、全国の動物園でも積極的に行われている。
【ジャンガリアンハムスター】
・分類:齧歯目ヒメキヌゲネズミ科
・和名:ヒメキヌゲネズミ
・原産地:カザフスタン共和国、シベリア、中国北部
体長:約7.0cm~11.3cm、体重:オス約39~44g、メス約32〜37g。
出産数:約1~9匹(平均4-5頭)
野生では複雑な巣穴を作り、食品保管庫やトイレ、寝室などの部屋もある。
出入り口も複数あり敵から避難できるようになっている。
👆イメージ画像はゴールデンハムスター
今回作成したケージでも上から覗くと、すぐに巣穴へ隠れる行動もみられた。
小スペースで飼育でき、安価なことからペットとして人気のジャンガリアンハムスター
どの動物も常に動物福祉や飼育改善を考えていかなければならない。
生態展示ケージの作り方
ではこの記事を読んでいただいている方にも作成できるように、
作り方も公開しますので、記事をご覧いただきながら挑戦してみてくださいね。
ケージは今回縦長のアクリルケージを利用しましたが、
透明なプラケースや水槽でも可能なので、お好みの大きさのケージで大丈夫です。
★アクリルケージはこちら👇
20×20×30cmの縦長のケージを利用
【木材の部屋】
①まずはケージの大きさに合わせた木材をカットし、観察窓はジグソーでくり抜く。
私は2つの部屋を作りましたが、3つ、4つ以上あっても良い。
ジグソーはこちら👇
ホールソーと電動ドリルが必要になります👇
個人的には20Vのハイパワーのものがおすすめ👇
今回は側面からも出入りできるようにした。ハムスターが通れる空間があればOK。
あまり大きい穴だと土がすぐに入り込んでしまった。今回の反省点。
背面は端材でコンパネがあったので使用。
【床材】
床材(土)は粗めのヤシガラを使用。
安全に掘ることができれば他の床材でももちろん可能。
ケージの上からみると下図のように木材で仕切るように設置する。
手前を観察するので、奥(下図の仕切りから上の部分)は使用しない。
ハムスターたちの掘るための入口は板で蓋をして誘導する。
今回は下図のように右下の部分から掘れるようにした。手前の左右にあっても良い。
蓋の木材の上にも土を敷いたほうが滑り止めにもなるし、雰囲気も出る。
一番上はチモシーなどの巣材を置いて運んでもらっても面白かもしれない。
【番組後半にはハムスターの赤ちゃん映像も】
ジャンガリアンハムスターの赤ちゃんとママの愛くるしい映像もあるので最後までみてね。
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それではまたこのブログでお会いできるのを楽しみにしております。
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