【韓国旅行 超おすすめスポット】ソウル動物園で感動体験! 世界最高水準の動物福祉が実現する楽園 【日本人がほとんど行かない最高の動物園】
いよいよソウル動物園へ
では番組でもご覧いただいたかもしれませんが、記事でも動物園の動物福祉の観点から書きたいと思います。
完全に動物園人の目線なので、一般の方には響かないかもしれませんが、このような視点もあると感じていただければ幸いです。
新たな動物園の楽しみ方として捉えていただいても嬉しいです。
まずは動物園へ向かう道中に野鳥たちとの出会いがありました。
日本でも九州へ足を運ばないと中々出会うことがないカササギたちがお出迎え。
お留守番の野鳥少年ハル(小学生バーダー)にも見せてあげたい光景でした。
ではここからは画像(動画切り取りメイン)をご覧いただきながら解説していきますね。
芝生の中の水たまりで水浴びや飲水していた
鳴き声も撮影できましたので、番組でもご確認ください。
入園ゲートと入園料、ゲートはQRコードをかざして入園するシステム
ガイドマップは日本語版もあった
非常にわかりやすいガイドブック。生息別または分類別に分けて展示
オリックスの展示場には2種のフィーダーが設置してあった
どの展示場にもこのような環境エンリッチメントが施されていた。
広さも充分で、基本的にはモート形式による柵なしの展示。
真夏だったので、シェルターに避難している動物が多かった。
種ラベルは直感的でわかりやすく、統一感があってよかった。耐久性もありそうだ。
大型動物に対しても充分な広さと避難場所があり、好感が持てた。
観覧場所と距離があり見えずらい動物が多かったが、日本でも動物が見えずらいが当たり前になれば良いと感じた。
まだまだレクリエーション中心の日本とは違いを感じた。
私も動物教育を認知してもらうために活動しており、生態から動物の魅力を感じ、自然との繋がりを伝えたい気持ちがさらに強くなった。
☝キリンの室内展示場(寝室)
天窓あり、クレーンでつるして給餌する装置、床材は砂or土(コンクリートではない)といった工夫がうかがえる
園路も広くて解放感たっぷり!しかも明洞の人混みから解放された気分(^^)/
ガイドブックなどにも掲載されることが少ないため、この日は、日本人はいなかった。
野鳥の衝突防止ためにガラス面に模様がつけられている工夫
マンドリルのシェルターには冬季のための赤外線ヒーターが設置されていた
チンパンジーの展示場には高い鉄塔のアスレチックあり。
人工物剥き出しなのが少し残念。
環境エンリッチメントの取り組みを紹介する看板
この日の園内は34℃☀ 休憩にハンブルポカリをいただいた♪
自販機や売店なども園内に何か所かあり。
飼育員の手書き看板もあり。
伝えたいことが明確にわかる素敵な看板だ!
ゾウの展示場の池にはスイカの輪切りが
ゾウたちが広々とゆったり過ごす様子は、とても幸せそうに感じた
ゾウの飼育にはこれくらいの広さと設備が必要だ!
日本でもゾウの飼育ができる園は限られてくるだろう。日本のような土地が狭い国では、各動物に特化させた動物園に変化していくべきだ思う。ゾウならばゾウだけを飼育するための飼育設備を整えれば、日本でも世界基準の飼育展示が可能だ。
韓国はイルカの飼育を禁止し、イルカショーを禁じる法案が可決された。
イルカショーのスタジアムは今も残っていましたが、国を挙げて禁止するところは日本よりも動物愛護の観点からは進んでいる。日本のイルカショーは人気が高いため廃止するのは難しいかもしれない。
個人的には動物をショーとして捉える文化は反対だ!
カワウソの野生復帰訓練場もあった。私も野生の猛禽類の野生復訓練の研究を行っていたり、トキの野生復帰プロジェクトに携わっていたので、動物園が野生動物ためにできることの可能性は応援したい!
こちらは下画像の水鳥たちの超特大のフライングケージ
和名を表記してみました。日本でもおなじみの水鳥たちです。
それではいかがだったでしょうか。
ブログでご紹介できるのはほんの一部ですが、本当にすばらしい動物園でした。
ぜひ、番組でもご覧いただき、一度訪れてみてほしい場所です。
将来は世界中の野生動物やすばらしい動物園をご紹介できたらとも考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
またこのブログでお会いしましょう(^^)/