【作り方】本物そっくり!羊毛フェルトで再現されたオオルリ【野鳥愛が詰まった工作】
みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
今回は野鳥少年ハルの夏休みの工作をご紹介いたします。
小学6年生になったハル。
最後の夏休みの課題は『舳倉島の野鳥』に関する研究をすると3年生のころから決めていました。
そして、3年連続舳倉島で野鳥観察を続けてきましたが、
小学3年生のハルの野鳥観察記録☝稀な渡り鳥たちが多数登場!
『令和6年能登半島地震』によって今年は舳倉島へ行くことができませんでした。
能登へはトキの講演予定が複数入っているので、少しでも盛り上がるように、そしてトキ放鳥が復興のシンボルになればと願っています。
このような背景から、研究は諦めて初めて工作をすることにしました。
今まではすべて研究をしてきたハルでしたが、
☝昨年は羽の研究を行ったハル(コンクール入賞)
野鳥を羊毛で作りたい!ということで挑戦してみました。
手作りオオルリ!羊毛で本物そっくりに再現。 見事今年もコンクールで入賞しました。
小学生でも作れる作り方をご紹介いたします。
ぜひ動画をご覧くださいませ(^^)/
【完成した羊毛のオオルリ】
【羊毛オオルリの作り方】
では記事でもオオルリの作り方と材料や道具などもご紹介していきます。
ぜひ動画も参考に作成してみてください。ハルでもできたので、小学生でも作れると思います。
①羊毛で頭と体を作る
今回はリアル羊毛がたくさんあったので土台に使用。
羊毛フェルト用の針(ニードル)で刺して、顔と体を形成していく
☟ハルが使用したおすすめの初心者向けのキット
指ガードも付いていて安心のキットでした。コスパもGOOD👍
②嘴と目を取付
上画像ではすでに目が取り付けてあるが、人形用の目(ドールアイ)を使用した。
サイズ8mmを使用。
嘴は牛乳パックで作成
③尾羽の作成と取付
尾羽は青色の羊毛(ストレート)を使用
トリミングブラシ(スリッカー)を2個使用して薄く引き伸ばす
洗濯のり(私たちはのりスプレーを使用)を付けて固めると生地上になる
クリアファイルの上でのり付け
動画ではのりスプレーを使用しましたが、
尾羽用に下画像のような長方形を7本カット
尾羽に地巻ワイヤーを取付、羽軸になる部分
羽軸になる便利な地巻ワイヤーはこちら☟
尾羽完成!
尾羽を取り付けるために、体に切り込みを入れ、フェルト用ボンド(木工用ボンドでも可)を付けて取り付ける。
さらに、青色の羊毛を薄く取り付け部分ののせて、ニードルで取り付けるとしっかり固定できた。
④翼(風切羽)の作成
翼も尾羽と同様に、黒色で20本の細長い長方形を作成
フェルト用ボンドを付けながら重ね合わせて、ハサミで翼の形状をイメージしてカットした
水で薄めずそのままアクリル絵具で着色
アクリル絵具で青色を塗る
⑤体に羊毛取付、翼の取付
次に翼を取り付ける前に体に色付きの羊毛を取り付けていく
図のように薄く引き伸ばした(スリッカーや手でのばす)羊毛の根本を刺しながら取り付ける。
根本を刺して固定してあるので、折り曲げてまた突き刺してボリューム感を出す。
ハルが動画(10:52あたり)で実演しているので、ぜひご覧いたほうが解りやすいです。
色が違う箇所はマジックで仕切りを入れておくと便利
こちらは翼の上にさらにのせる部分。雨覆いという羽の部分を再現。
翼に取り付けるとこんな感じ
体に羊毛を取り付けたらこのように翼を針で刺しながら固定。
待ち針などで固定しながら刺すと綺麗に取り付けることができる。
オオルリの腹の部分。
黒色と白色の羊毛を取付。
あとは顔の黒色の部分のみ
ボリュームやシルエットはバリカンで調整
私が使用しているPanasonicのバリカンはこちら☟
私事ですが、週一でこのバリカンを使用して、髪をカットしています。
安価ですが、故障せずに長年使用しています。
顔の黒色を取り付けると、すっかりオオルリらしくなってきました。
あとは肝心の足を作るのみ!もう少しファイトだ!
⑥足の作成と取付
足は針金(ステンレス)0.9mmで作成
上の針金2本を地巻ワイヤーで固定し、ラジオペンチなどで針金をねじって成形。
このあとボンドを付けて、黒色の羊毛を足に巻き付ける。
足の取り付けは、千枚通しなどで穴をあけてから、ボンドを注入してから固定。
これで完成‼
お好みの木などに止まらせてあげてください。
指が針金なので、自由自在に曲げることができますので、しっかり枝に固定できますよ。
ハルは学校に持っていくので、一応ボンドで固定しました。
ぜひ、皆さんも挑戦してみてくださいね(^^)/