パンテオン vs グラステラリウム!究極の爬虫類ケージ対決!【メリット・デメリット】
みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
さあ今回は爬虫類ケージの超定番である『三晃商会パンテオン(レプティズー)』と
『GEXグラステラリウム(エキゾテラ)』を徹底比較し、
メリットとデメリットをご紹介します。
一見同じような爬虫類ガラスケージに見えますが、中身は全然違います。
長年使用してのレビューを含めて、
🔰迷っている方のために細かい点まで徹底的に違いをご紹介しますね📖
まずは番組をご覧くださいませ📺
★【似ているようで全然違う】
パンテオン vs グラステラリウム!究極の爬虫類ケージ対決!
≪パンテオン とグラステラリウムを徹底比較≫
それでは記事でも違いをご紹介していきますね。
あくまでも個人的見解になりますが、参考になれば嬉しいです。
最安値で購入できるリンクも貼っておきますので、
ご活用いただけますと幸いです。
パンテオン6045はこちら☟
【解体できるのか】
まず2種のケージは、購入した時点で違います。
パンテオンは組み立て式で、グラステラリウムは完成品(解体できない)です。
ということで番組ではパンテオン6045の組み立て方法も実演していますので、参考にしてくださいね。
とても簡単で、10分もあれば組み立てることができます
組み立て式のパンテオンは、引っ越しや再販するときも、コンパクトに梱包できる点では、
とても便利です。
組み立ての過程はざっくりですが、支柱を立てて、ガラスを取付、蓋をするだけです。
番組をご覧いただければ、すぐに組み立てられると思います。
【サイズバリエーション】
今回の番組ではパンテオン6045とグラステラリウム9045をサンプルに比較しました。
この6045と9045の意味ですが、幅が約60cmで奥行が45cmで6045になります。
ということは9045は幅約90cm、奥行約45cmというケージになります。
パンテオンの90cmタイプはこちら☟
どちらのケージもサイズバリエーションが豊富ですが、
グラステラリウム(16種類)の方が、様々な寸法のケージがあります。
大型爬虫類向け90cmはこちら☟(グラステラリウム)
超大型爬虫類向けの120cmはこちら☟(グラステラリウム)
パンテオンは寸法は6種でしたが、カラーは白黒に2色展開で、観音開きタイプ(カノン)もございます。
パンテオン カノン(観音開きタイプ) ブラック BK6045はこちら☟
【扉の開閉と施錠方法】
毎日のメンテナンスで重要な事は、ストレスなく扉が開閉できることはとても重要です。
まずはグラステラリウムから観ていきましょう。
ケージ中央のつまみを回して、ロックを解除し、観音開きで扉が開閉します。
両扉を大きく開閉できるので、給餌や水替え、清掃、床材交換などがとてもやりやすいです。
扉の取っ手に穴が開いており、専用のワイヤーロックで2重ロックも可能です。
私もグリーンイグアナを飼育しているときに、2重ロックにしています。
では次はパンテオンと比較してみます。
パンテオンは引き違いの扉になっており、観音開きよりも若干ですが、メンテナンスが面倒です。
基本的に片方の扉しか開かないので、餌や水の容器の出し入れなども少しだけやりずらいです。
また施錠は金具の仰々しいものになるので、スマートさと使い勝手でみるとグラステラリウムがおすすめです。
【トップフレーム】
続いては上蓋の比較です。
グラステラリウムは半円状のつまみを回転させて、開閉します。
このつまみが9045の場合は6点もあるので、上蓋の開閉は一苦労です。
また長年使用していると、つまみが固く周り辛い箇所もあるので、個人的には好きではありません。
金網もパンテオンと比較して、フニャフニャにしていますが、脱走される心配はありません。
一方、パンテオンの上蓋は、開閉がとても簡単で、しかもしっかり閉まります。
金網もパーンと張っていて、グラステラリウムよりも明らかにしっかりしています。
【通気口】
続いては通気口の違いを観ていきましょう。
まずはグラステラリウムは中央のフレームに通気口が開いており、サイドは両面ガラスです。
したがって、上面と中央が通気口になります。デザイン的にもスマートで、とても良いと思います。
しかし、下画像のように、扉のレールに床材が詰まることがあります。
結構取り出すのが困難なので、ここは大きなデメリットだと感じています。
詰まりによってロックができなくなったこともあります。
しかし、この問題は飼育する種にもよります。小さく、大人しい種だとまず心配ありません。
また詰まるのは当たり前と考えていますので、メンテナンスする前提で私は使用しています👍
一方、パンテオンの通気口は、
左右上下選択することができますので、とても便利です◎
組み立て時に、サイドのメッシュ部分に位置を決めることができます。
またサイドの一面を全面メッシュパネルにすることが可能です。
カメレオンなどを飼育する際は特に便利です。
カスタムできる点がパンテオンの一番のメリットかもしれませんね。
サイド一面を風通りの良いパネルにカスタムできる☟
【ボトム】
【背面】
続いては背面の比較です。
グラステラリウムは発泡スチロール製の擬岩が付属していますが、
パンテオンは単なるガラス面です。
擬岩の背面は見た目がとてもよく、生態展示をするときなどは重宝しますが、
あまり耐久性がありません。力のあるリクガメやトカゲたちは破壊しますのでご注意を!
以前ご紹介した擬岩をDIYした番組もあるので、まだご覧になっていない方はみてくださいね。
こちらの方が、耐久性は高いですよ。(しかし、取り外しができないところが難点かも(*^-^*))
【価格】
商品を選択する上でかなり重要視されるのが価格ですよね!
同じ6045という規格で比べてみますと以下のように、
パンテオンの方が、安いことがわかります。
しかし、2種のケージは様々な違いがあるので、何を重要視して何に価値を感じるかは各々違いますので、
価格だけでは単純に決められないかもしれませんね。
パンテオン6045はこちら☟
グラステラリウム6045はこちら☟
【まとめ】
ということで様々なメリット・デメリットが各ケージにあったと思いますので、
まとめてみました。みなさまの参考になれば幸いです。
パンテオンのカノン(観音開きタイプ)もまた機会があれば比較しますね。
それではまたこのブログでお会いしましょう(^^)/
園長 藤井