【衝撃の味】世界で最も高価で珍しい幻のコーヒーを飲んだ【コピ・ルアク(Kopi Luwak)】

みなさんこんにちは、

ズータイム園長の藤井です。

今回は何年も前からずーっと気になっていたコーヒーをいただいたのでご紹介します。

そのコーヒーとは、幻のコーヒーとも言われる『コピ・ルアク』です。

コーヒー専門店に行くと、稀に取り扱っているお店がありますが、とにかく高価で手が出ませんでした。

ブルーマウンテンなんて比ではない価格です。だいたい100gで5000円程度です💰

庶民には日常的に飲むのは不可能です。

私はいつもコストコで1kgで1500円ほどのコーヒー豆を購入しています♪

いただいたコピルアクを早速いただきました。感想は後ほどご紹介しますね(^^)/


コピ・ルアクとは

なぜ、動物学を専門としている私がご紹介するかというと、

このコーヒーはある動物の消化過程を経て、うんちとして排出されたコーヒー豆なんです💩

「えっ!うんちのコーヒーなんて無理( ゚Д゚)」という声が聞こえてきますね。

その動物とはジャコウネコ(ジャコウネコ科パームシベット属)のうんちです。

野生のジャコウネコから自然収集された豆のみを使用。

このユニークな製造過程が、他にはない特別な風味と味を楽しめるコーヒーなのです。

最高級の自然と動物の協力によるアート作品とも言えますね。

私もよく「動物のうんち」をテーマに授業や講義・講演会を行うので、

1つ勉強になりました。先日も小学校でうんちの授業を行った際に、このコピ・ルアクの話題が小学生からの質問で出ました。

『先生はジャコウネコのうんちのコーヒーを飲んだことがありますか?』という質問です。

私は正直に高くて購入しいませんが、とても気になっていますと回答しましたが、この時からコピ・ルアクを1度清水の舞台から飛び降りて、

飲まなくていけないと考えていたところでした。

願う気持ちが強いければ、願いは本当に叶うものですね。

製造プロセスの詳細

  1. コーヒー豆ーの摂取
    ジャコウネコが熟したコーヒーチェリーを自然に食べます。ジャコウネコは嗅覚が優れており、最も美味しい果実だけを選んで食べるとされています。

  2. 消化プロセス
    果実の果肉部分は消化されますが、種子(コーヒー豆)は消化されずに排出されます。この過程で豆は消化酵素にさらされ、たんぱく質の一部が分解されることで苦みが抑えられ、特有のまろやかさと複雑な風味が生まれます。

  3. 収集と洗浄
    排出された豆を収集し、徹底的に洗浄します。その後、乾燥、焙煎、粉砕といった通常のコーヒー製造工程が行われます。

飲んでみた感想

私のいただいたコピルアクは、粉(豆を挽いた状態)だったため、

ハンドドリップをしていただきました。

まず、袋を開けた瞬間にチョコレートの香りがすーっと香りました。

思わず私はチョコレートじゃんこれ!と叫んで感動しました。

そのあと、うっすらバニラのような風味もあり、明らかに今まで飲んできたいろんなコーヒーとは香りが違います。

上画像は実際にコーヒーを入れたものです。

撮影する前に、思わず半分ほど飲んでしまいました。

肝心な味ですが、『濃厚で甘く芳醇な香りのコーヒー』でした。

具体的には砂糖を加えていないので、甘くはないのですが、チョコレートのような風味があるので、

苦味が少なく、香ばしさとともにフルーティーな酸味やキャラメルのような甘みが感じられました。

その風味の豊かさと希少性が、世界中のコーヒー愛好家を魅了しているのでしょうか。

個人的には、このコーヒー自体が強いので、コーヒー単独でもちろん楽しめます。

もし、コーヒーのお供につけるならば、チョコレートと一緒に飲むよりも、ミルク感があるクッキーや、

ケーキなどと一緒に飲むと、また違った優雅な楽しみ方もできるのかなと思いました。

バームクーヘンなんて最高に合いそうです!

ネットでも購入できますのでご紹介します。

ぜひ「大切な方へのサプライズギフトに」、「特別な日の自分へのご褒美に」、「コーヒー好きの友人へ」、「バレンタインデーのギフト用に」

もらった相手は私のように喜ぶこと間違いなしです。またとても印象に残るので他の方とは差別化できるのも良いと思います◎

イタチコーヒーと呼ばれる理由

パッケージにイタチのイラストが描かれているものもあります。なぜだろう?

私がいただいたコーヒーもイタチのイラストが描かれていたので調べてみました。

日本ではジャコウネコが見た目や名前の響きから「イタチ」に似ていると認識されるためのようです。

ただし、ジャコウネコは実際にはイタチの仲間ではなく、ネコ科に近い動物です。

コピルアクが「イタチコーヒー」と呼ばれるときもあることも知っておきましょう。

環境と倫理的な懸念

コピルアクの人気が高まるにつれて、商業的に生産されるケースが増え、

ジャコウネコを檻に閉じ込めて強制的にコーヒーの実を食べさせる方法が問題視されています。

動物福祉の観点から、野生環境で自然に収集されたコピ・ルアクを選ぶことが大切ですね。

ぜひ、この記事を機会にあなたも本物のコピ・ルアクを購入してみてください。