園児たちにスズメの生態を伝える(動物園+野鳥の授業)動物教育家:藤井匠也(ZOO TIME園長)

みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
本日は、いつもお世話になっている幼稚園で生態を学ぶ動物園を開催させていただきました。
ズータイムの動物園は動物に触ることを目的とした「ふれあい動物園」ではございません。
当園は、動物の生態を学び、動物を知り、自然との繋がりを学んでいただく事を目的としております。
☝テーマに沿った、生態を学ぶための講演会や授業がメインで活動しております

HPにこれだけ記載していてもなお、ふれあい動物園を開催したいという需要が絶えません。
メディアの影響で、動物=ふれあい が洗脳されているようです。
ふれあいは動物とヒトの信頼関係があって、初めて成り立つものです。
犬を家族として飼っている方は、特に感じているのではないでしょうか。
中身のないふれあいを求める方は、ズータイムとは合いませんが、
動物の中身(生態)を楽しくしっかり学びたい方は、ぜひご協力させてください。
私たちの考えはまだまだ少数派ですが、本当の動物や自然が好きな方にはご理解していただいております。

園児の皆さんにスズメの生態についてお伝えしました。
スズメはヒトの近くで逞しく生きる最も身近な野鳥です。
☝スズメ
誰でも知っているスズメたちですが、近年その数を減らしている理由や、
どんなところで巣を作って命を繋いでいるのでしょうか。
年少さんでもほとんどの方が知っている野鳥ですが、実際には知られていないことも多く、
特に小さな卵の標本には驚きの声が上がっていました。
スズメの巣と孵化しなかった無精卵(建築業者の方から寄贈していただきました)
巣や卵殻標本をご寄贈くださいました方々に、心より感謝申し上げます。
当園では、年齢や場所を問わず、日々多様な活動を行っておりますが、
「動物教育」という軸を大切に、これからも続けてまいります。