【鳥類飼育者必見】なぜ異常卵が生まれるのか?7つの事例をプロが解説 (コールダック奇形卵)
まず知っておきたい|卵ができる仕組み
異常卵を理解するために、
卵ができる流れを簡単に見てみましょう。

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卵巣で卵黄(卵胞)がつくられる
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卵管に入る(排卵)
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卵白がつく
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卵殻膜ができる
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卵殻(殻)が形成される
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産卵される
👉 この どこか一つでも乱れると、異常卵になります。
異常卵が生まれる7つの理由
① 初産卵・産卵シーズンの始まり
産卵を始めたばかりの個体では、
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卵管の動きがまだ安定していない
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ホルモンバランスが整っていない
そのため、
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小さすぎる卵
-
形が整っていない卵
が生まれることがあります。
👉 これはとても自然な現象で、初産の場合はよく起きる現象です。
ほとんどの場合は心配いりませんので、産卵した個体の様子をしっかりと観察してあげてください。食欲や歩行、羽の状態、鳴き声などを観察して異状なければまず問題ないでしょう。
② 産卵シーズンの終わり
産卵期の終盤になると、
-
殻が薄くなる
-
卵の形が不安定になる
ことがあります。
これは、
体が「そろそろ産卵を終えるよ」と知らせているサイン
と考えられます。
③ 高齢個体の産卵
本来、産卵を終えている年齢の個体が卵を産むと、
-
卵管の機能低下
-
卵殻形成がうまくいかない
などの理由で異常卵が生まれやすくなります。
👉 高齢個体の場合、
産卵そのものが体に負担になる点も大切なポイントです。
コールダックも4年目くらいからは、産卵が落ち着いてきます。
この卵を産卵した個体は、健康状態に異状なくすこぶる元気です。
④ 卵管の異常
卵管にトラブルがあると、
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卵が通る途中で変形する
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殻が均一につかない
といった異常が起こります。
原因としては、
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過去の炎症
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物理的なダメージ
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遺伝的なもので異常がない場合も多い
などが考えられます。
⑤ 栄養不足
特に重要なのは、
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カルシウム
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ビタミンD
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たんぱく質
これらが不足すると、
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殻なし卵
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極端に薄い殻の卵
が生まれることがあります。
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👉 異常卵が続く場合は、
まずエサの内容を見直すことが大切です。
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⑥ 細菌・ウイルスなどの感染症
感染症によって、
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卵管の働きが弱まる
-
正常な卵形成ができなくなる
場合もあります。
このケースでは、
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元気がない
-
食欲が落ちる
など、卵以外の変化も同時に見られることが多いです。
⑦ 野生動物や強いストレスの影響
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天敵の接近
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大きな音
-
環境の急な変化
といった強いストレスも、
卵形成に影響を与えます。
👉 鳥はとても環境に敏感な生きものです。
異常卵を割ってみると分かること
異常卵でも、
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卵黄がきちんとある
-
卵白も形成されている
ことが多く見られます。
つまり、
卵そのものが「おかしい」のではなく、
作られる途中で問題が起きた
というケースがほとんどです。
まとめ|異常卵は「体からのメッセージ」
異常卵は、
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病気とは限らない
-
年齢・季節・栄養・環境の影響が大きい
という特徴がありますが、念のため獣医師に相談するのも良いと思います。
大切なのは、
❌ すぐに異常=危険と決めつけない
⭕ 「なぜ今、この卵が生まれたのか」を考えること
異常卵は、
コールダックが教えてくれる体調や環境のサインかもしれません。
ほとんどの場合は異常がない場合も多いですが、その個体をしっかりと観察してあげてください。
今回はコールダックの異常卵について、起こりえる理由を簡単にご紹介させていただきました。
この記事と動画が、
飼育されている方の「不安を安心に変える」
きっかけになれば幸いです。
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