2025 新年のご挨拶 

AI技術が進化し続ける中、
その技術を活用しつつも、
まだヒトにしかできない事にもフォーカスして成長と精進を続けてまいります。
ライブでの立体的な教育活動はまだまだ負けません。

野生動物のように、
”今を全力で生き抜く”

本年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

トキを楽しく学ぶ『トキこどもフェスタ』に参加(令和8年度能登地区トキ放鳥に向けて)

今年は特に石川県からの依頼により、トキの講演会を開催させていただきました。

小さなお子様にトキの歴史を伝えるのが特に難しいですが、興味を持っていただけるように工夫しました。

また、令和8年度のトキ放鳥を心待ちにしている子どもたちがたくさんいることを知り、とても嬉しく感じました。
少しでも復興に向けて明るい話題(希望)の1つにトキの放鳥がなれるのではないかと信じています。

これからも私ができる範囲で協力させていただけますと幸いでございます。

小宮さんは2004年から2011年まで上野動物園園長を歴任。日本動物園水族館協会会長や日本博物館協会副会長なども務められました。

私がアドベンチャワールドやいしかわ動物園で飼育員として勤めていた時期に、小宮さんが上野の園長だったこともあり、

動水協所属の学会や佐渡ヶ島で開催されるトキの専門家会合などでも小宮さんとお会いする機会が多々ありました。

今回は、能登地域トキ放鳥受入推進協議会アドバイザーを務めていらっしゃる小宮さんとして、

トキについてとてもわかりやすくご講演いただきました。

動物園学『動物のトレーニングについて』講義

講義では私が動物園の職員の時代に学会で研究発表した『猛禽類の野生復帰トレーニングについて』もご紹介させていただきました。
野鳥であるタカやはハヤブサの仲間を中心に、鷹匠の技術を応用してリハビリトレーニングを施すという研究です。
研究内容の詳細はnoteで書いているので気になる方は、ご購読いただけますと幸いです。

ズータイムの「動物園学」は飼育員を目指す方々向けの講義です。
現在、2時間の講義を約10講座ほどのカリキュラムがございます。
1時間ずつ20講座に分けることも可能です。
全国の大学や専門学校でも講義させていただいております。
気になる方は、お気軽にお問い合わせ、お申込みください。

本日の『動物園学』エキゾチックアニマルについての総合学習

『動物園学』講義 みなさんこんにちは、 ズータイム園長の藤井です。 本日はエキゾチックアニマルについての総合学習 適切な飼育方法や様々な課題 […]

動物園学を通して伝えたいこと ZOO TIME園長 藤井匠也(動物教育家)

さて、そもそも『動物園学』と題して10項目に分けて講義をしているのですが、

目的としては動物園・水族館の飼育員を目指す方々に経験した真実と活躍するために本当に必要な能力、本質をお伝えしています。

【#4 飼育員になるために】猛禽類の野生復帰トレーニング(研究・論文発表の仕事)note

猛禽類の野生復帰トレーニングの必要性
なぜならハンティングを行う猛禽類が野生で生き抜くためには、筋力、持久力、狩りの技術を常に発揮できる状態でなければなりません。そこで何とか筋力や狩りの技術を身につけさせた状態で野外へ放鳥したいと考えました。しかし、動物園には猛禽類が筋力を付けられるほどの広いケージはありません。そこで、広いケージがなくても行うことができる、鷹狩りの技術を応用したトレーニングを行うことにしました。

NOTE START【#1 飼育員になるために】誰も教えてくれない本当に必要なこと 【記事で詳しくお伝えします】

私の経験して得た、貴重な知見や技術、考え方を盛り込んでいますので有料記事になりますが、

本気で動物園・水族館で働きたい方には必ず役に立ちます。

行動に出るかでないかで人生は決まります。夢を目指す方がを応援していきます。

https://note.com/zoo_time/n/n7bd48212143d

起業家に最も必要なスキル

まずは起業したい事業に対して困難があっても、楽しめるくらい夢中になり、

それに対しての情熱が必要です。諦めてしまいそうな時でも、その情熱が支えになります。

私は学生にもお伝えすることは「好きよりも情熱を仕事に」です。

好きだけでは高い壁からは挫折する可能性が高いです。

全く新しい人財育成研修『ズーラジカルアクティブ・ラーニング』講師:藤井匠也

ズーラジカル アクティブ・ラーニング(動物学を通しての主体的学び)は、

動物学を通して自ら主体的に学びに向かうように設計された人財育成研修で、

解りやすく実践的で楽しめる、全く新しい研修法としてご好評いただいております。

課題発見・解決能力やイノーベーションを起こすプロセス、物事の本質を捉える考え方をみなさまと一緒に生み出してみませんか。

講演会『トキと身近な野鳥について学ぼう』講師:藤井匠也(ZOO TIME園長、動物教育講演家)

個人的にはトキだけに目を向けるよりも、身近な動植物から興味を持っていただき、
トキも野鳥の1種として捉えていただきたいと思っています。
講演会では必ず身近な野鳥とリンクさせてお話をさせていただいております。
トキだけを過剰に大切にしてしまうと、違う種で同じ過ちを繰り返してしまいます。

トキや野鳥を学ぶことは、自然との繋がりを学ぶことです。
より多くの方が可愛いや気持ち悪いなどの感情やヒトだけの利害関係で動物をみるのではなく、
生態から動物をみつめてくれる方が増えてくれることを願って講演させていただきました。