トキを楽しく学ぶ『トキこどもフェスタ』に参加(令和8年度能登地区トキ放鳥に向けて)

今年は特に石川県からの依頼により、トキの講演会を開催させていただきました。

小さなお子様にトキの歴史を伝えるのが特に難しいですが、興味を持っていただけるように工夫しました。

また、令和8年度のトキ放鳥を心待ちにしている子どもたちがたくさんいることを知り、とても嬉しく感じました。
少しでも復興に向けて明るい話題(希望)の1つにトキの放鳥がなれるのではないかと信じています。

これからも私ができる範囲で協力させていただけますと幸いでございます。

小宮さんは2004年から2011年まで上野動物園園長を歴任。日本動物園水族館協会会長や日本博物館協会副会長なども務められました。

私がアドベンチャワールドやいしかわ動物園で飼育員として勤めていた時期に、小宮さんが上野の園長だったこともあり、

動水協所属の学会や佐渡ヶ島で開催されるトキの専門家会合などでも小宮さんとお会いする機会が多々ありました。

今回は、能登地域トキ放鳥受入推進協議会アドバイザーを務めていらっしゃる小宮さんとして、

トキについてとてもわかりやすくご講演いただきました。

講演会『爬虫類の世界へようこそ』満員御礼 講師:ZOO TIME園長 藤井 匠也(動物教育家)

受付には身近な爬虫類を生態展示しました。
岩のくぼみで休憩するシマヘビやアオダイショウの姿や、立体行動が得意なカナヘビも展示。
この展示によって受付でテンションをあげていただきたいことと、身近な爬虫類を感じることによって、
自然との繋がりを伝えたいからです。
ズータイムは様々なテーマで動物たちの生態をお伝えする動物教育のエキスパートです。
ズータイムと一緒に楽しく学びたい方はお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

新石川県立図書館で楽しく学べる講演会(ZOO TIMEのとっておきの授業)

2022年7月18日(10:30~)に石川県立図書館でZOO TIMEの講演会

『ZOO TIMEのとっておきの授業』を開催させていただきました。

今回のテーマは『見た目で判断しないで!爬虫類のすばらしい生態』です。

見た目で判断されがちな動物たちですが、彼らも生き抜くためにすばらしい生態をたくさんもっており、

気持ち悪いや可愛いなどの感情にとらわれずに、爬虫類の生態を感じていただけたなら嬉しいです。

飼育係になるためにはパート4 ~飼育係の弱点とは~

実はほとんどの飼育係には共通の弱点があり、

これに気づいて行動している方はごく一部です。

またこれに力を入れている飼育係(獣医師含む)は園館でもトップクラスに活躍し、

全国的に有名なスーパー飼育係になっている方たちです。

飼育係という職業は非常に人気がありますが、

募集はとても少ないのが現状です。

この非常に狭き門にまずは合格し、

正社員になれるのはそこからごくわずかです。

ということは動物が好きという熱意だけでは活躍できません。

動物界全体を考えられる広い視野をもった方を目指しましょう!

【徹底比較】Mazuri社のリクガメフード5E5Lと5M21の違いについて

私も長年5M21と5E5Lを使用してきましたが、結論から申し上げますと、どちらも良い飼料です。

ただ成分がかなり違うので、リクガメたちの好みに合わすのも大切です。

経験から5M21はセオレガメとパンケーキガメ以外のリクガメはほとんど採食を確認しています。この2種は食べませんでした!

私が動物園の職員だった時代から確認したリクガメを含めると、ギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメ、フチゾリリクガメ、アカアシガメ、キアシガメ、ゴファーガメ

アルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメ、ロシアリクガメ(ホルスフィールドリクガメ)、インドホシガメ、ビルマホシガメ、ホウシャガメ、ムツアシガメなど。

ヘサキリクガメ、ヒラオリクガメ、ヤブガメ属などあと数種は未確認です。

逆に5E5Lは同じ種でも好き嫌いがはっきり分かれて食べてくれる個体と絶対食べない個体にはっきり分かれるという印象があります。

また雑食性のトカゲで有名なフトアゴヒゲトカゲに給餌する方もちらほら聞くように、当園で飼育中のフトアゴも5E5Lを食べてくれます。

栄養分的には申し分ないので、あとは飼育個体に合うかが重要になります。

コールダックの有精卵 販売開始【期間限定→今年は終了しました。次回は来春予定です】

大変多くのお問い合わせをいただいておりますので、

限りがありますが、コールダック(純白×純白)の有精卵を販売致します。

【環境エンリッチメント】落ち葉プールで動物たちの幸せ空間作り

ウサギの穴掘り行動やジャンプ、走り回る姿はやっぱり良いですね。

またコールダックが落ち葉の中を探餌する行動や、

モルモットが落ち葉の下に潜りこんだりと、

普段中々みれない行動を観察することができました。

何より動物たちが活き活きと行動することができて何よりでした。

【30日間 毎日記録】ハリネズミのよくわかる成長記録

さあ今回は

ハリネズミの4つ子の赤ちゃんの成長記録を30日間毎日記録しました。

毎日記録したのは当園でも初めてで、

成長する様子がしっかりお伝えできると思います。

【8万種収録の生物判定アプリBIOME】様々な動物たちで検証してみました。果たして結果は!?

前からずーっと気になっていた生物(動物・植物)判定・コレクションアプリBIOME(バイオーム)の実力を検証してみました。

結果超楽しいアプリでした!投稿したデータは研究機関や行政に送られるようで環境保全の役に立てれば良いですね。

命を救え!デグーの赤ちゃんの人工哺育

今回は親が育児放棄をしてしまい、
このままでは命が助からない可能性が高まったので、
デグーの赤ちゃんの人工哺育を行いました。
記事と動画で今回もご紹介します。