トキの教育普及活動–R8の能登放鳥に向けて、復興のシンボルとなれ–
来年(令和8年6月)のトキの放鳥にむけて、
昨年からトキの講演会を石川県のイベントや教育機関でも開催させていただいております。
さて、今回は石川県からのご依頼で、放鳥モデル地区にも指定されております、輪島市にて開催させていただきました。
講演会『トキと身近な野鳥について学ぼう』講師:藤井匠也(ZOO TIME園長、動物教育講演家)
個人的にはトキだけに目を向けるよりも、身近な動植物から興味を持っていただき、
トキも野鳥の1種として捉えていただきたいと思っています。
講演会では必ず身近な野鳥とリンクさせてお話をさせていただいております。
トキだけを過剰に大切にしてしまうと、違う種で同じ過ちを繰り返してしまいます。
トキや野鳥を学ぶことは、自然との繋がりを学ぶことです。
より多くの方が可愛いや気持ち悪いなどの感情やヒトだけの利害関係で動物をみるのではなく、
生態から動物をみつめてくれる方が増えてくれることを願って講演させていただきました。