動物という科目

「”動物”という科目」

みなさんこんにちは園長の藤井です。

能美市寺井中央児童館で動物生態を学ぶ目的で学べる動物講話を行いました。

本日はちょっと動物に対する倫理観も書きますね。

当園のコンセプトは「動物教育」

ZOO TIMEは動物(動物園)の時間=動物学の時間という意味でつけました。よって、単なる動物を触るという動物園を目指していません。よく勘違いされてしまうのは、やはり今の世の中は、動物=触る、癒しなど、ヒトを満足させる生物として扱われているのが残念でなりません。

ヘビ(コーンスネーク)が枝を渡って移動する様子を再現して、ヘビの生態をお伝えしました。

どんなすばらしい生態を持って、この地球で一生懸命生きているかをみなさまにお伝えしたいんです。決してヒトの余興や癒しの道具ではないんです。しかし、バラエティ番組では罰ゲームでヘビを首に巻いたりしているシーンをみかけますが、私は個人的には動物をそういう扱いにするのはやめていただきたいなぁと日頃から思っています。メディアの影響力は絶大で子供たち、いや大人までがヘビをみると多くの方が首に巻くことばかりを口にされます。

はぁ~動物の価値観、見方が心配です。

ん~動物園の大切な役割である”教育”ヒトに伝えるのはとても難しいです。

すいません。でも価値観はヒトそれぞれですので、押し付けたりはしません。

さあ、この日は約70名もの小学生が参加してくれて、動物を実際に観察しながら、約1時間熱心に参加してくれました(*^_^*)
「国語や算数などと同じで、今日は”動物”という授業だよ。」
と説明しています。

よ~く見ると、うん○をしている瞬間ではありませんか!!!失礼しました。

このあとうん○の説明もしっかりさせていただきました。

肩に乗っているのはフクロモモンガ、オーストラリアやインドネシアなどの東南アジアでも生息している有袋類の仲間です。赤ちゃんの時から大切に飼育してきましたので私によく懐いています。

児童たちは正直で、つまらない話だと全然聞いてくれません。また児童たちを飽きさせないためにも参加型にして、動物クイズなども混ぜながら講話を行っています。みなさん御存じのセキセイインコ、雌雄判別できますか??

この時は、ニジイロクワガタやノコギリクワガタなどの昆虫も登場しました。

昆虫(節足動物)などの無脊椎動物も生物学的には立派な動物です。

毛の生えている哺乳類ばかりが動物園ではありませんよ。このことをしっかり説明して視野を広く動物のことを学んでいただいております。

こちらはモルモットの赤ちゃんをそっと観察していただきまいた。このブログでも書きましたが大きく育ってから生まれてくるモルモットの赤ちゃんでしたね。もう自分で葉野菜も食べれるようになったので、児童たちに観察してもらいました。ふわふわの可愛い赤ちゃん、みんなから大人気でした。

こちらはニワトリの中雛、鳥類は体温が38℃~40℃くらいあり、手のひらに乗せると温かいと感じていただきました。

現代の児童たちは小学校にニワトリがいません。私の時代はウサギとニワトリと金魚とインコはセットのように学校で飼育されていました。そして、飼育係があり、早朝に清掃と餌やりをしたものです。動物を観たり触れる機会がどんどん減ってきているのは心配ですね。しかし、小学校の先生方のお話を聞くと、激務に加えて、保護者の対応がとても大変そうで、動物を飼育する暇もないのが現状のようです。またイメージだけで動物=不衛生と思われている保護者(モンスターペアレント)も多くて、困っていると聞きました。どんどん動物離れが進行していく教育機関、う~ん心配だ。動物に興味すらわかない環境は、自然全体の興味がなくなる可能性もあるからです。

これは当園が少しでも貢献していきたいところです。

もしこの記事を読んでいただき、共感していただける教育関係の方々がいましたら、ぜひお声かけいただければ嬉しいです。

レクチャー後はまだまだ聞きたい!まだ帰らないで!などなど言っていただき、とても嬉しかったですし、やりがいを感じました☆

これからも世界一楽しく学べる授業をできるように目指していきます!!!

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

またお会いしましょう~☆

園長

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL